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生きる
生きる
生きる
監督 黒澤明
出演 志村喬、千秋実、金子信雄(1952年 日本)
amazon.co.jpより
無気力な日々を過ごしてきた公務員の渡辺(志村喬)は、ガンで後半年の命と知らされ、恐れおののき、嘆き悲しんだ末、市役所に懇願する人々の願にこたえて公園を作ろうと努力していく…。

黒澤明鑑賞第2弾。
主演の志村喬は「七人の侍」の時とは大違い。・・でもないか。
非常に穏やかそうな人のさらに穏やかで繊細な演技がとても良い。
展開も早くストーリーもわかりやすい。
主人公の生き方が変わる場面での「HAPPYBIRTHDAY」の歌など、
気がつきにくいけど洒落た演出も素敵に思えた。

古くても新しさがあり、非常に勇気付けられる作品である。
「不幸は人に真理を教えるもの」などの名言もたくさん発掘できる。

それにしても人間は地位や名声を手に入れると、
いや手に入れなくても年を重ねれば意固地になるものだ。
見ていて腹立たしいが、いつの時代でも変わらないものなのだろうか。
盛りだくさんの内容で、非常に素晴らしい映画だった。(★★★)拍手
| 映画 | 20:57 | comments(2) | trackbacks(5) |
バトルロワイヤル 特別編
バトル・ロワイアル 特別篇
バトル・ロワイアル 特別篇
監督 深作欣二
出演 藤原竜也、前田亜季、ビートたけし、山本太郎、柴咲コウ、塚本高史
(2001年 日本)
新世紀教育改革法に基づき無人島で中学生が殺し合う。

つい最近起こった事件もこの映画が話題になった。
ちょっと前にもあったし、この映画で中学生の事件がどれほどおきたのだろう。
封切り当時に話題になり大ヒットしたが、
あまり興味が無く今まで観ようとも思わなかったが・・。

邦画としてはアクション性も高いし、そういう意味での面白さはわかる。
そして自分は一応大人なので、きっとこういうメッセージだろうというものは
なんとなくだけどわかる。
が、これは大人に対してのメッセージではないだろうし、
まあR15指定といっても、今の時代は観ようと思えば容易に観れるとはいえ、
この映画を観て欲しい年代は一応観れないので意味が無いのではと思った。
ただ、深作監督が考える以上に今の子供は快楽主義で直接的なところがあるから、
何でこんな映画があるのかという事より、やってみたいとなるのであろう。

宮崎勤事件以降、あれだけ子供にはこういうものを見せるなといっておきながら、
ホラー以外の分野でもどんどんこういうバイオレンス映画が増えている。

感想といえば、この映画は日本では珍しくとにかく女性が強いということだけかな。
なるほど、真似する子は出てきそうな映画だ。(☆)
| 映画 | 19:28 | comments(3) | trackbacks(1) |
七人の侍
七人の侍
七人の侍
監督 黒澤明
出演 三船敏郎、志村喬、加東大介、宮口精二、稲葉義男、木村功、
千秋実、津島恵子 土屋嘉男、藤原釜足、高堂国典、
左卜全、上田吉二郎、東野英治郎、
脚本 黒澤明、橋本忍、小国英雄
音楽 早坂文雄
撮影 中井朝一
美術 松山崇
Amazon.co.jpより
時は戦国時代。夜盗化した野武士の横暴に苦しむ農民たちは、侍を雇って村をまもろうとする。かくして集められた7人の男たちの活躍をダイナミックに描いた、巨匠・黒澤明監督の堂々3時間30分に及ぶ、古今東西の映画史上永遠に残る名作中の名作。
(1954年 日本)

実は最近観た「ヤマカシ」という映画で、
リュック・ベッソン監督が「七人の侍」「荒野の七人」に敬意をはらって?、
主役の「ヤマカシ」の人数を七人にしたと何かに書いてあった。
未だに黒澤明を観ずにいたのでやはり代表作からという感じで観た。
自分は実は古い白黒映画は最近の映画を観る時とは確実に気持ちが違い、
ちょっと構え、時間差でのニュアンスの違いやギャップがあるのでは?
という不安がつきまとい、結局借りない事が多かった。
でも観るとすべて面白いものだった。まあ超名作ばかり観たのであるが。

細かい描写の意味合いはつかみきっていないが、
最初からグイグイストーリーに引き込まれていった。
「おもしろい」「楽しい」
CGもまだ無い頃だから、とにかく役者の本気さも(今ももちろんそうだが)、
迫力となって伝わってきて本当に興奮した。
どこが黒澤明の味かはまだつかめていないが、
長編映画でも何度も観てみたいという気持ちになれる映画だった。
もう一作品ぐらい観て感動したらDVDパックでも買おうかなとさえ思った。

現代では木村拓哉がイイ男と崇める人が多いが、
ルックスは確かに綺麗だろうけど、自分は一度たりとも魅力的に思った事は無い。
ドラマも観た事はないし、たぶんこれからもそうであろう。
自分でもなぜそこまで嫌いかはわからなかったが今回はっきりわかった。
自分にとって役者としてのイイ男は三船敏郎のような人だったのだ。
もちろんセックスをしたいとかそんな事ではない。
イイ男なんだけどイイ男じゃない〜だけどイイ男。
説明はできないが、3枚目を演じても嫌味が微塵も無く、
その3枚目っぷりもかっこいい。
一生懸命演じているのもわかるが、わからないぐらいさらりと自然な演技。
役者に命をかけていますなんだけど、重くない。
こんなにかっこいい俳優がいたことなんて知らなかった。
やはりさすがの世界の黒澤、世界の三船である。

でも実は自分が密かにかっこいいと思った人は、
七人の中で最初に死んでしまった人で、名前を調べたら千秋実だった(驚)。
侍はみんなかっこよかったし、ストーリーも良かった。
そして何よりも綺麗で粋な日本語の会話が素晴らしかった。(★★★)拍手
| 映画 | 23:18 | comments(0) | trackbacks(1) |
死ぬまでにしたい10のこと
死ぬまでにしたい10のこと
死ぬまでにしたい10のこと
出演 スコット・スピードマン、サラ・ポーリー、アマンダ・プラマー
Amazon.co.jpより
23歳という若さで、がんで余命2か月と宣告されたアン。彼女はやり残したことをノートに10コ、書き留める。オシャレのこと、ふたりの娘のこと、そして夫以外の男と付き合ってみること…。リストを作ったときから、アンの平凡だった人生がイキイキと動きだした。(2003年 スペイン カナダ)

あと2ヶ月の余命と宣告されたらどうするだろう。
今と同じ毎日は送らないだろうが、何をするのだろう。
封切り当時から気になっていた映画であった。

とにかく音楽のセンスがとても良い。
というよりも自分と波長の合う音楽で、
いつもテーマ曲が何であったかもわからない程音には疎いのだが、
この映画の音楽は全部良くてすべて耳に入った。
今までは必然的に映像だけにとらわれる事が多かったが、
初めて音楽、BGMで心を揺すられたかもしれない。

映画自体は女性的で温かく気持ちのいい映画。
周りの人たちがすごく良い人ばかりで、だから余計に泣けてきた。
久しぶりに目が潤みっぱなしの映画だった。リーが好き。(★★★)
| 映画 | 23:04 | comments(1) | trackbacks(1) |
デッドコースター
デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2
デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2
監督 デヴィッド・リチャード・エリス
出演 マイケル・ランデス、A・J・クック、キーガン・コナー・トレイシー
(2003年 アメリカ)
Amazon.co.jpより
『ファイナル・デスティネーション』の続編で、登場人物を新しくして、プロットは前作を踏襲。偶然と幸運が重なり、大事故に巻き込まれる運命を免れた人々が、その後、不可解な死を迎える。ハイウェイを走るトラックに積まれていた丸太が崩れ落ち、後続車やバイクが次々と衝突、炎上。現場に居合わせたキンバリーは、事故直前に自分を含めた7人が死ぬ予知夢を見ていたが、その7人は幸運にも生き残り…。


久しぶりのホラー。実はホラーは結構好きだ。
だがホラーは当たり外れが大きいし、本当に怖いと聞いて怖かった事はあまりない。
昔からアメリカやイタリア系のホラーのキャッチコピーは凄かったが、
怖いのはキャッチコピーだけの場合がほとんどなので、あまり観なくなった。

この映画の前作は観ていないというよりパート2ということさえ知らなかったが、
すんなりストーリーに入り込めた。
とにかくこれはすごい。
ホラー以前にアクションがすごい。
要所要所でびっくりさせようとしてるかな〜とふっておいて、
なんだ大した事ないじゃんと思わせてからドカ〜ンというパターンも大成功。

人が亡くなるシーンは結構すごいのだけど、
今までのホラーに比べたら血液量が少ないために、
目を覆うほどのことはないと思う。それに一瞬だし。
いつ何が起きるかわからないから一瞬たりとも目が離せない。
とにかくおもしろかった。(というと人間性を疑われるかな)(★★☆)
| 映画 | 22:01 | comments(4) | trackbacks(3) |
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